全自病協の20年度決算見込額調査報告書によると、地方公営企業法適用病院(法適用病院)で赤字の割合は前年度比0.8ポイント増の70.3%に拡大した。一般病院の1日平均患者数は入院3.0%減、外来延べ4.9%減と、ともにダウン。病床規模別では各階層とも増加はなく、入院は100―199床が4.2%減、外来は300―399床が6.7%減で、最も落ち込みが大きかった。
法適用病院と地方独立行政法人が設置する病院(独法病院)の計948病院を対象に3月末現在の状況を調査、法適用501病院(一般482、精神19)、独法6病院が回答した。(出典:北海道医療新聞社)
本道の未受診妊婦は分娩数の0.34%、推計で年間145例になることが、道周産期談話会(代表世話人・水上尚典北大産科・生殖医学分野教授)が初めて行った実態調査で分かった。低出生体重児や早産の割合が高く、4人に1人が医療費未払いだった。
妊婦健診を受診していない分娩は、母子にとって極めてハイリスクであるとともに、医療従事者の心身の負担が大きい。医療費未払いや育児放棄の問題も指摘されており、社会問題化している。
昨年1年間の実態を把握するため、道内の全分娩実施医療機関115施設へアンケートを今春送付、51施設が回答した(回答率44%)。(出典:北海道医療新聞社)
道総医協地域医療専門委員会(委員長・宮本慎一道医副会長)が札幌市で開かれ、「地域医療再生計画」策定について議論。道は計画案として再編等事業(交付基準100億円)7圏域、連携強化事業(同30億円)13圏域の計20圏域から提出される予定と報告した。
同委員会には、北大の近藤哲教授、道病院協会の徳田禎久理事長、道地方・地域センター病院協議会の川端眞会長、全自病協道支部の小熊豊支部長が臨時委員で参加。今後は、各圏域から出されている計画案を精査するとともに、道全体で取り組む事業の検討を進める。(出典:北海道医療新聞社)
北海道は本年度第1回認知症対策検討委員会を開き、今後の同対策について全体像を示した。医療連携と若年性認知症対策が重要として、専門医療機関による
早期の確定診断を出発点に位置付け、本年度は医療・介護サービス実態調査を実施、22年度に認知症疾患医療センター設置を目指す。対策の柱は(1)実態把
握(2)医療対策(3)適切なケアの普及、本人・家族支援(4)若年性認知症対策―の4つ。(出典:北海道医療新聞社)
国立病院機構がまとめた、20年度(第5期事業年度)の財務諸表等によると、道内7病院のうち4病院が経常収支率、診療収支率ともに100%を上回り、帯広、八雲の両病院は法人化後、5期連続の黒字となった。
経常収支率をみると、八雲112.1%(前年度比1.4ポイント増)、帯広105.8%(1.2ポイント増)で両病院とも、さらに改善。道北も104.0%(1.4ポイント増)と伸ばし、北海道がんセンターは100.9%(1.1ポイント減)と、わずかに低下した。(出典:北海道医療新聞社)