札幌市西区の八軒循環器病院(藤原秀俊理事長、星川弘紀院長・95床)は、「カラーアナリスト」資格を有する診療放射線技師による女性患者のメーキャップを、入院患者に月1回開いている茶話会のメニューとして取り入れた。
技師歴10年を機にカラーアナリストとしての活動を始め、同病院に20年10月から契約社員として週4回勤務している桃井司氏が担当。色の専門家として美容室や挙式でメーク等の相談、カラーコーディネートプランの提案など月数回のスケジュールをこなす傍ら、病院の勤務シフトを調整しているという。(出典:北海道医療新聞社)
環境省を中心とした国家プロジェクトと、10万人規模の出生コホート研究として22年度にスタートする「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の実施体制が明らかになってきた。同省とエコチル調査検討会による基本計画案では全国約15カ所の「ユニットセンター」を核に、同センターが地域の医療機関に協力を呼びかける枠組みを想定している。
地域ごとに調査のとりまとめを行うユニットセンターは、大学や研究機関などの環境保健に関する教室を中心に、産婦人科、小児科の協力を得て構成。調査対象となる妊産婦に参加を勧誘し同意取得、登録と生体試料の採取、質問票調査の実施とともに、出産児が13歳に達するまでのフォローアップも行う。(出典:北海道医療新聞社)
道が月次でまとめている病床の現況等によると、一般・療養の病床区分確定から6年を迎えた9月1日現在値は、病院・診療所を合わせた療養病床数が前年同月比862床減の2万5,230床となり、区分確定時より約5,000床の減少となった。
療養病床の再編成策が打ち出されたことにより、療養病床を開設する病院数も、この4年で52施設減、昨年1年間では前年を上回る12施設減と、一般病床や老人保健施設への転換が加速した。(出典:北海道医療新聞社)
札幌市豊平区の北海道整形外科記念病院(松野誠夫理事長、三浪三千男院長・225床)は、敷地内で進めていた全面建て替えの1期工事を近く終え、11月4日から新病院での診療を開始する。診療機能拡充とともに、2床室ベースの病室編成や建物内に最長85メートルの庭園を整備するなどアメニティーに配慮した造りが特徴だ。
新施設は既存の1.5倍に相当するRC造地下1階地上6階建て延べ1万6,400平方メートル。地下に配置の手術室は1室増の5室となった。(出典:北海道医療新聞社)
滝川市立病院(黒田義彦院長・350床)は、23年春オープンを目指す新病院のモデルルームを、病院近くの倉庫内に開設。職員からベッドやトイレの使いやすさなど意見を募り、設計の見直しに反映させるとともに、今月から市民へ公開を始めた。
モデルルームには、4人部屋、個室、多目的トイレを配置。より良い療養環境の追求へ、医療従事者の視点で使い勝手をチェックしてもらうため、7月末から全職員に公開している。(出典:北海道医療新聞社)
厚生労働省の「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会」は「統合失調症の入院患者数」と「認知症に関する目標値」を新たに指標に加えた報告書「精神保健医療福祉の更なる改革に向けて」をまとめた。9月にスタートとなった改革ビジョン後期5カ年の重点施策群に位置付け、「入院医療中心から地域生活中心への」基本理念の実現加速化を図る。
現在の指標「受け入れ条件が整えば退院可能な者」に代わり「統合失調症による入院患者数」を、特に重点的指標と位置付けることが柱。定期的かつ適時に入院者数を把握できる仕組みの導入も提唱している。(出典:北海道医療新聞社)
文部科学省がまとめた国立大学法人の20年度財務諸表によると、セグメント情報として開示が義務付けられている付属病院の財務状況で、前年度は実質赤字だった旭医大が黒字に転換した。全国42病院中、赤字は6病院と前年度の3分の1程度に減少している。
付属病院の「修正業務損益」を「業務収益」で割った「修正業務損益比率」は北大病院が1.1%(前年度比0.5ポイント減)、旭医大病院は1.9%(2.0ポイント増)に。旭医大病院の業務収益増加は前年度比7.4%増となった病院収益のほか、運営費交付金収益の10.3%増も貢献した。(出典:北海道医療新聞社)